4: 数字のはなし。

2011年1月9日日曜日

↓の日記がしょうもなさすぎて自分でひきました。
ねむかったんだろうなああ。。ということにしておこう。



すこし、まじめなはなし(苦手なんだけど)

自殺者3万人超える 前年比は1200人減


朝日のが一番わかりやすかった。

数字だけじゃ、伝わらないことがある。
新聞における匿名性というのは、ずっと議論されているみたいですが、3万人、1200人、数字はわかりやすいようで不明瞭。一般的な判断基準ではあります。
でも、1200人を、減ったととるか、3万人超えを受けて、たいして変わらないととるか。

数的には変わらないととれるけど、人一人、と考えれば1200の重さは一気に変わる。


私は、数字ではかるのが苦手です。
(まあ、理数頭じゃない、というのもあるけれど)
ただ単に内容すっ飛ばして数字にしてしまう、というのが苦手。
12345、数字というのはとても簡単に増えたり減ったりするけど、あくまで1つ1つの積み重ねであって、5に同化したものではないってこと。
5、の中身を知らないのに、多い少ないを判断すること、価値を決めてしまうことはできるのかなあ。

多けりゃいいってもんじゃない、という言葉はよく聞きますが、まったくその通りだと思います。

もちろん多い、少ないにこしたことはない、という事柄もあるのは事実。
自殺者は少ない方がいいに決まってるし、集客は多い方がいい。ビジネスにおいて、数字はとても有効な判断基準だ。

人やモノを、数の集合体としてみるか、ひとつ、としてみるかは、バックグラウンドに沿うべきだと思うし、そうすることで数の価値は変わってくる。

なんだかマイケル・サンデルの話に似てきた。
正義についての話でしたが、あれも、集合体か、個かという話に結びつくと思う。

意味がかわりやすい数字は、果たして一般的な判断基準と言えるのかなあ。
そして、数字を大きく語るのは範囲が広すぎて無理があるということに書きながら気づきました。

個人的には、中身を考えず数字だけで判断したり、数字のためだけに動くのは本末転倒だな、と思うってこと。
自分がいいと思うことをしてれば仕事になるほど、世の中甘くないのはわかってるけど。
ひとつひとつの、価値や重さを、忘れるのは嫌だなあと思う。


…つくづくビジネスパーソン向きじゃないな、わたし。笑



ちょっと話それましたが、始めの話に戻します。
ちなみに日本の自殺率は世界6位。
あくまで率なのです。ベラルーシが1位ですが、人数にしたら日本の方が断然多い。
先進国では、完全にトップ。データ的にはこんな感じか。


★3万人分の1を紹介してくれるのがこちら。

自殺中継 ネットに衝撃 「孤族の国」男たち―10

ひとり、を見れる記事だと思います。私はこの特集が好きでした。
連載なので、バックナンバーも読んでもらいたいくらい。
朝日の回し者みたいになってますが、泣かせるぜ、新聞。

知って、考えることが、当たり前だけど、理解への一歩だと思う。
本当に当たり前だけど、私は当たり前が一番抜ける。


ひとつ、というつながりで。
写真が好きなんです。流れてる時間を数字だとしたら、そのひとつひとつに重さを持たせる行為だと思うから。1週間の旅行は、膨大な出来事や視点の積み重ねだから。


ロラン・バルトが写真に対して言った、

「それは、かつて、あった」

という言葉に思いを馳せたい。




















かつてそこにあった、写真のイメージが、さらに、かつてそこにあったものの残りだとすると、話ややこしいよね。
かつてそこにあったものの残骸を、かつてそこにあったものを捉える媒体の中に写す、と、という続きがまだ書けませんが、遺跡写真について考えるのもおもしろいな。
ロランバルトちゃんと読もう。


まあただこの修復の仕方だけは、ほんとどうかしてるぜ!
って感じですけどね。先頭、完全に空気読めてないヤツみたいになってる。
いいんかなこれで。わたしとあきみちゃん爆笑やったけど(ごめん神聖な場なのに)


んー朝の目標終了!お昼食べてスタバでも行きます。

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